従来は、日跨ぎの勤務などもある関係で、出勤打刻をした日に退勤打刻を忘れてしまい、さらに翌日の出勤打刻も忘れたまま退勤打刻を実施すると、出勤打刻をした日から継続して労働しているものと判断し、退勤時刻をセットする動きをしていました。
（残業申請制を利用していない場合）

　例）
　10/2の9：00に出勤打刻を行い、翌日10/3の20：00に退勤打刻をすると・・・
　10/2の実績欄には、【出勤】9：00　【退勤】44：00　と表示されます。

今回のバージョンアップでは、従業員ごとに設定可能な「個別就業設定」にて、翌日の予定開始時刻を超えた退勤時刻の扱いを次の２つより指定できるようになりました。
　・当日の退勤打刻として扱う（従来どおり）
　・翌日の退勤打刻として扱う
 

　例）『翌日の退勤打刻として扱う』設定とした場合
　10/2の9：00に出勤打刻を行い、翌日10/3の20：00に退勤打刻をすると・・・
　10/2【出勤】9：00　　 【退勤】打刻忘れ
　10/3【出勤】打刻忘れ　【退勤】20:00    　となります。

日跨ぎ勤務がない従業員などは、『翌日の退勤打刻として扱う』設定に変更しておくことで、想定外の退勤時刻となることを防ぐことが可能となります。

【利用手順】

① 設定＞（就業条件）個別就業テンプレートメニューを開きます。
② 該当するテンプレートの「変更」ボタンを押します。
③ 翌日の予定時刻を超えた退勤打刻の扱いを「翌日の退勤打刻として扱う」に変更します。
④ テンプレートの変更内容を従業員に適用する場合は、『従業員の個別就業設定も合わせて変更する』にチェックをつけます。
⑤ 個別就業の反映日に日付を設定し、「確定」ボタンを押します。

※特定の従業員のみ変更する場合は、設定＞（就業条件）就業条件設定メニューにて実施してください。