労働区分が「普通労働制」「フレックス」に限り、出勤簿の予定入力欄に見込み勤務開始時刻および見込み勤務終了時刻を入力できるようになりました。また、入力値に基づき『月度末時点での残業時間の見込み時間』が算出できるようになります。

また、予め見込み時間閾値超えアラートを設定しておくことで、未来日に対する残業時間見込みも含めアラートが発生するため、働き方の見直しがしやすくなります。

例えば、フレックスタイム制の場合、月の前半/後半の業務スケジュールを適切なタイミングで入力してもらうことで事前に部下の働き方を可視化することができるようになります。
それにより、見込み時間を含めた、残業予定時間が把握することができるため、業務調整などを事前に指示することも可能となります。

【利用手順】

① 設定＞（就業条件）個別就業テンプレートメニューを開きます。
② 該当するテンプレートの「変更」ボタンを押します。
③ 従業員入力可否設定の見込勤務を「入力可」に変更します。
④ テンプレートの変更内容を従業員に適用する場合は、『従業員の個別就業設定も合わせて変更する』にチェックをつけます。
⑤ 個別就業の反映日に日付を設定し、「確定」ボタンを押します。

【アラート設定手順】

① 設定＞（アラート）テンプレート設定メニューを開きます。
② 該当するテンプレートの「変更」ボタンを押します。
③ 勤務状態を確認するアラートの月のアラートにて見込み時間外閾値越え（入力された見込み時間を用いる[労働日のみ]）を「通知する」とし、閾値を設定します。（例：「30：00」）
④ 「確定」ボタンを押し、従業員へも適用して登録します。

出勤簿の予定欄にある見込み勤務開始時刻と見込み勤務終了時刻には、普通労働制の場合は、個別就業設定にて設定されている予定出退勤時刻、フレックスの場合は、標準労働時間がセットされます。その日の勤務予定時刻を入力し申請します。（残業申請）
上司に承認されると、見込み勤務としてセットされます。